母と息子のバレンタインデー物語

2月14日の朝、私はドキドキしていました。

恋をしたからではありません。

動悸息切れでもありません。

 

小学生になったガサ男が、女の子からチョコレートをもらえるかどうか、とても気になっていたからです。

 

というのも、

「僕はみゆきちゃんと結婚するって決めた。みゆきちゃんも僕が好きやねん」

などなど、ガサ男と「プチ恋バナトーク」をする時間が増えつつあった最近の我が家。

 

なので、今年はもしかして『将来の結婚相手みゆきちゃん』から、チョコをもらってくるのではなかろうかと、内心期待しながらドキドキしていたわけです。

もちろんガサ男には何も言いませんよ。

いたって普通に見送りました。

 

それにしても。

旦那と結婚して10年。

バレンタインデーに何の楽しみもトキメキも感じなくなっていた私。

まさか息子がこんな形でドキドキを感じさせてくれるようになるとは!

 

ま、いうてもまだ小1だから、余裕のあるドキドキを満喫できるのでしょうね。

ガサ男が中学、高校ともなろうものなら、

「チョコをもらった!?相手は誰!?どんな子!?いい子なの!?ケバくないの!?」

と、内心嵐が吹き乱れる気が・・・。

 

 

そんなこんなで下校の時間。

私のソワソワ感はMAXへ。

普段は、のびきったシャツに、毛玉だらけのスウェットを着ているけれど、今日はもしかしたら女の子が直接家に渡しに来るかもしれない。

普段より綺麗目な恰好をして、スタンバイOK。

 

ピンポーン。

帰ってきた!!(ドキドキドキ)

 

ドアを開けるガサ男。

手には何もない。

 

カバンを開けるガサ男。

チョコらしきものは見当たらない。

 

母:「今日はバレンタインデーやったなぁ。何かもらったん?」

ガサ男:「何ももらってないで」

母:「そうか」

 

そうかそうか。

女の子からの初チョコは、今年はまだお預けか。

初チョコが見れず、残念な気持ち半分、ホッとした気持ち半分。

母心とは、ほんと複雑。

 

母:「ガサ男、バレンタインデーって、大好きな人に気持ちを伝える日やで。はい、これお母さんからガサ男に。いつもありがとう♡世界で一番大好きやで♡そして、これはばぁばから。はい、どうぞ♡」

 

少し照れくさそうに受け取るガサ男。

幸せそうに袋を開けるガサ男。

めちゃくちゃ美味しそうに食べるガサ男。

 

はぁ、やばいよガサ男。

めっちゃ、可愛いんやけど。

こんなに喜んでもらえて、オカンはとっても嬉しいよ~!

 

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その晩、寝る準備をしていると、いそいそと寄ってきたガサ男。

ガサ男:「お菓子くれてありがとう。何かお返ししなあかんな」

母:「えっ!その気持ちだけで嬉しいよ~」

ガサ男:「いや、お返ししたいねん。得意なことを見せるのでもいい?あやとりとか」 

母:(あやとり!?悶絶)「それいいやん!すごく見たい!」

ガサ男:「じゃあ、字を書くのは?きれいに書けるようになってきたし」

母:(昇天寸前)「いいやん!」

ガサ男:「じゃあ、きれいな字で手紙かくわ」

母:(昇天)

 

ガサ男、 どうかどうか、あまりモテるようにならないで。

母の切なる願い。

 

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